kounankunobachoのブログ

横浜生まれ、横浜育ちのBayStarsのファンです。大阪在住が長くなり、故郷とのつながりを唯一感じられるのがベイスターズ。選手、監督、スタッフの気持ちになったつもりで、応援しています。

ファームでの出場機会と白根尚貴選手

  合同トライアウトをうけ、新たにDeNAに入団した元ソフトバンク育成契約選手・白根尚貴内野手について取り上げる。筆者が彼を取り上げようと考えたのは、「球団の期待度は打席数に比例する」『横浜ベイスターズのCS進出を見守る』(2015.2.7)を読んだためだ。
 
 同記事には、白根と同期にプロ野球に入った高卒野手計22人の、1年目から3年目までの打席数が掲載されている。詳しくは、同ブログを参照されたいが、DeNAの桑原将志と白根尚貴では、ファームでの打席数がまったく違う。


 入団後3年目までにもっとも打席数を与えられた2011年ドラフト指名高卒野手は、高橋周平(中日)で1253打席(1年目361、2年目437、3年目455)、2位が桑原将志(DeNA)で1122打席(1年目333、2年332、3年目457)、ほか2名が1000打席以上である。


 次に800打席以上をもらっているのが近藤健介(日本ハム)、乙坂智(DeNA)ら4名、そして600打席以上には、高城俊人(1年目330、2年目173、3年目146)ら3名が入る。


 一方、白根はどうか。彼の3年目までの打席数はたったの合計10(1年目0、2年目2、3年目8)である。これでは、ソフトバンクの育成再契約を断り、合同トライアウトを受け、支配下登録を目指すのも無理はない。
 
 高卒選手が1軍での出場機会を得るためには、2軍で相応の実戦経験を積まなければならないし、1軍で安定した成績を残すことはできないという点からすると、白根が1軍に出場し、成績を残すのはもうしばらく先のことと見ていてよいようだ。

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