●広島6-7×De〇 連夜のホームラン三連発とはいかないが、土壇場でのロペス同点弾。そしてサヨナラ!
この日の先発はウィーランドと大瀬良。ハイライトをみてビックリだ。広島はことごとくウィーランドのナックルカーブを打っている。これは恐ろしいこと。このチームに天下の宝刀ナックルカーブが通用しなくなってしまった。対広島戦、もちろんCSでウィ―ランドをどう起用するか。悩ましい問題が出てきた。 5回表に... 続きをみる
●広島6-7×De〇 連夜のホームラン三連発とはいかないが、土壇場でのロペス同点弾。そしてサヨナラ!
この日の先発はウィーランドと大瀬良。ハイライトをみてビックリだ。広島はことごとくウィーランドのナックルカーブを打っている。これは恐ろしいこと。このチームに天下の宝刀ナックルカーブが通用しなくなってしまった。対広島戦、もちろんCSでウィ―ランドをどう起用するか。悩ましい問題が出てきた。 5回表に... 続きをみる
広5-De6× クリーンアップ3連発で首位広島にサヨナラ勝利!
たまには何かを書きましょうかね。 大阪は今日も暑く、先週の東京ドームでの三連敗の悪夢が忘れられないまま、試合を見始めました。 広島先発は、野村裕輔。ベイスターズは、飯塚。勝てるわけないじゃない。今季野村は、ベイスターズ相手に3勝している。解説の佐々木主浩は、「でも打っていますけどね」と強調し... 続きをみる
2009年にNHKが特集した、『スポーツ大陸 それでも俺は優勝したい~横浜 三浦大輔~』を昨夜見ていた。そこで、FA宣言した三浦がなぜ横浜に残ったのかという問いの答えを見つけた。 彼は、上級生でないにもかかわらず、進学した高田商業で背番号1をもらう。同期は5人。甲子園出場を誓い、励まし合った。... 続きをみる
140試合を勢いだけでは3位になれない、中畑DeNA4年間の功績は大きい
初のクライマックスシリーズ進出、三浦大輔の引退会見のあった、この日。DeNAが力を付けてきた5年間を振り返る記事がスポーツ報知で掲載された。以下、その転載。 【DeNA・番記者が見た】キヨシが戦った負け癖】 スポーツ報知 9月20日 新球団初年度。「監督が目立つようではダメ」と言いながら、キヨ... 続きをみる
中畑DeNA体制3年目の2014年、対巨人戦新潟の試合でニューヒーローが誕生した。福知山成美出身の3年目桑原将志。翌日以降の巨人戦でもマシソンの150キロの直球をはじき返し、「巨人キラー」の活躍をした。 この年のファームの打撃成績を見て、筆者は桑原が打率2割5分程度でありながら、四球を上手に選... 続きをみる
明日からは、DeNAはマツダスタジアムに乗り込んで首位広島との3連戦である。今季、この球場での対戦成績は悪くない。調べてみると、9試合を戦い、5勝4敗(.556)で勝ち越している。前回、このマツダでの対戦は、あわや3タテするかという3連戦だったと記憶する。初戦、2戦目をうまく戦いたい。 試みに... 続きをみる
今のうちに、まとめておかないと、時の経過に流されてしまう。 8月に入り、チームもロペスも絶不調で、打順を下げる、または一度休養させてはどうかという風潮が大勢であった。そのなかで連敗中の対阪神3戦目。ラミレスは、ロペスを3番で起用した。3番起用の意図は、後ろに筒香がいて四球出したくないのでストラ... 続きをみる
NewsPicks誌で、池田球団代表が、DeNAの球団収入とその内訳を語っている。以下、備忘録代わりに転載。 【堀江貴文×池田純】ネットスポーツ中継元年の勝者に(前編) 2016/8/24 2012年にDeNAとして球界に参入しベイスターズの観客動員&売り上げを増やし続ける池田純社長と、200... 続きをみる
球団経営の在り方について、NewsPicks誌で堀江貴文氏と池田球団代表が対談した。 以下は記事の一部を抜粋。 ――ベイスターズも関内駅からすぐという横浜スタジアムの好立地を生かして観客動員を増やしていますね。今シーズン終盤はチケットの前売りがほとんど売り切れていると聞きましたが、そうなると収益... 続きをみる
【寸評】巨5-11×De、初回6得点で先制したが、その後丁寧さがないのが残念
初回、内海から、まさかまさかの6者連続タイムリー。内野手正面のゴロヒットもあり、ラッキーな面もあった。しかし、DeNAの各打者は、ツーアウトだから自分で終わりたくないのか、それとも走者を得点圏においていたからか、一球一球を丁寧に選んで打席にたっていた。 ところが、2回からは一変。各打者が大振り... 続きをみる
先週のヤクルト3連戦、中日3連戦は、1勝3敗2中止となり、2敗の負け越し、借金は4つとなった。この間の野手の「スランプ」については、選手の疲労、左投手を苦手にしている点、野手の起用方法など様々な点が指摘されている。 大かたの評者は、ラミレス監督の采配にその理由を求めるのではなく、選手のパフォー... 続きをみる
2番エリアン固定で減少したヒットエンドラン。先発石川雄洋との勝敗の差
ほぼ表題通りの内容であるが、エリアンが先発2番打者として固定されるようになり、エンドランがなくなった。石川選手が先発であった際には、頻繁にエンドランがあり、それがうまく決まっていたので、DeNAの得点方法が変わってきたという印象がある。 エリアンは確かに日本野球になれ、当たりだしてきたし、好打... 続きをみる
中日バルデスとDeNA三浦のマッチアップ。三浦は初回、連打を浴び6失点をくらった。ワインドアップからのモーションでリズムをつくる前に、セットポジションでの投球を強いられたことが苦しい投球につながったと野村弘樹氏は指摘した。 二回以降は、コントロールよく0点に抑えた。今後も起用され、おそらくロー... 続きをみる
国吉投手をこのタイミングで先発投手として起用することの是非をめぐって
今日の巨人マイコラスとDeNA国吉のマッチアップ。2回途中3失点でラミレス監督は降板を選択した。この判断は、今季先発投手として国吉投手を起用するというテストに、国吉が失格したことを意味した。 今永、モスコーソ、砂田の離脱で空いた先発ローテーションに誰を起用するのか。飯塚投手を推す意見もある。し... 続きをみる
中日戦、6-3で敗戦。1乙坂、2石川、3梶谷が機能しませんでした。 太洋のユニフォームを久しぶりに見ました。選手たちがとても格好よく見えます。ただ、遠藤一彦さんの動画を眺めてみると、ストッキングが青のストライプが入ってます。 もっと足が長く見えます。 こちらのほうがいいなあ。なにしろ、モダ... 続きをみる
5月7日広島との対戦。2回表の攻撃を振り返る。 先頭打者ロペスが2ベース。 倉本、ライト前ヒット、走者1、3塁 --1点先制 De1-0広 山下、ライト前ヒット、走者1、3塁 -- De2-0広 石川、ライト前ヒット、走者1、3塁 De3-0広 戸柱、レフト前ヒット、走... 続きをみる
DeNA2連勝(5/5,ヤ2-4×De)、故障離脱アクシデントもあり、まだまだペナントは分からない
サンスポに以下の記事が掲載された。 【打球直撃の中日小熊・森ヘッド「投げられないだろう」】 (セ・リーグ、中日0-1阪神、9回戦、中日5勝4敗、5日、ナゴヤD)先発した中日・小熊凌祐投手(25)が、阪神・原口文仁捕手(24)の打球を右前腕に受け、名古屋市内の病院で打撲と診断された。 報告を受けた... 続きをみる
DeNA・ラミレス采配批判の半分は、進藤ヘッドに向けるべきだ
今日の対中日5回戦のベイスターズのスターティング・オーダーは、次のとおり。 9荒波4石川8乙坂7筒香3井手6倉本5飛雄馬2戸柱1久保ーーPジョーダン(左) 昨日までと大幅に変更。ちなみに、昨日は次のとおり。 8桑原4石川3井手7筒香9ロマック6倉本5柳田2戸柱1石田ーーP山井(右) ここまで... 続きをみる
昨シーズンのDeNAの得点は508点、優勝のヤクルトが574点。得点力の低さを解消しようとラミレス監督は、打順の構想と選手に期待する点について、以下のように語ってきた。 ・1、2番を固定したい。一つの方法として、梶谷を3番から2番にする。3番を誰にするかが解決できればいい方法である。 ・得点力を... 続きをみる
正三塁手・白崎浩之選手の不振が続いている。16試合を消化して、先発を外れた試合が2試合。これまで、キャンプ・オープン戦から期待されて先発起用されてきた。現状、打率.160。出塁率でみても.208。規定打席にのったベイスターズ野手において、最低の数字だ。 「長打を打てる打者を1番打者におきたい」... 続きをみる
起用方法が、選手を育てるーーDeNA・ラミレス監督の投手起用
サンケイスポーツが次のような監督談話を伝えている。 DeNAのドラ1今永は14日にスライド…ラミレス監督「いい経験になる」 14日は、この日先発予定だったドラフト1位新人の今永がスライド登板する。ラミレス監督は「今一番強いチームでもあるし、いい経験になる」と左腕への期待を口にした。甲子園の室... 続きをみる
DeNA、甲子園はとりわけセンターラインが重要、打者は確実なボール・コンタクトを
甲子園は、人工芝になれたベイスターズ選手には難しい。 初回、高山のセカンド内野安打。西岡のセンター前ヒット。7回、鳥谷の当たりそこないの打球が内野安打。これらの打球はすべて、センターラインに飛んでいる。守備の良しあしが、試合を分ける。 二塁手は柴田選手を使ってみたいし、三遊間も打撃力のある選... 続きをみる
【寸評】DeNA3-4×阪神、今季、先発投手が初めて試合を壊した。久保康友投手
今日の寸評は、辛辣になる。先発陣で最もベテランの投手が、これでは話にならない。石田健大、砂田毅樹などの若手投手が試合を作れないのとは訳が違う。 実にひどい試合であった。すべての責任は、先発久保投手にある。ラミレス監督は、久保の面子を立ててか5回まで投げさせたが、3回でマウンドを下したい不... 続きをみる
本日から、甲子園で阪神との3連戦。ベイスターズ・ファンは、どうしてこうも弱気なのだろう。これほど、面白い、やりがいのある試合もないのではなかろうか。 開幕から今年のDeNAは、相手チームのエース、新人をマウンドから下ろすことに成功している。広島ジョンソンには負けを付けた。2カード目は、巨人の... 続きをみる
【寸評】ヤ5-6DeNA、「打たないと勝てない」じゃ強くなれない
これまで、貧打に苦しんできたDeNAだが、ここに来て打線がつながってきた。しかし、そんなときだからこそ、「打たないと勝てない」野球ではなく、「打てなくても勝てる」野球を身につけていきたい。 今日は、幸先よく初回に3点を先制した。そして3回裏にもう一度チャンスが来た。 3番井手のライト前ポ... 続きをみる
【寸評】ヤ5-10×DeNA、雰囲気を変えた井手、ロペス、山口選手の本塁打、しかし高城捕手の配球に問題も
昇格後、すぐに3番に入った井手選手が雰囲気を変えた。 昨夜、完全に封じ込んだはずのバレンティンに一発を浴びた直後だっただけに、嫌な雰囲気があった。今日も負けるのではないか、そんな雰囲気がベンチにもあったかもしれない。「無駄に元気な選手」を一軍に呼びたいと筆者は前記事で記したが、井手がその役割... 続きをみる
残念な負けでした。 ヤクルトの投手は小川。2回、先頭打者・筒香のホームランと荒波、戸柱、倉本の安打でさらに1点をとり、2-0とした。しかし、4回先頭の山田をフォアボールに。井納投手は、完璧に抑えようという意識が強すぎて、厳しいところばかりを突いていました。 畠山は三振にとるも、次のバレンティ... 続きをみる
【寸評】De1-1中日、ピックアップはファースト・ストライク狙い指令の解除
砂田ージョーダンの投げ合いで始まった。本日のスタメンは以下の通り。 5白崎8桑原3ロペス7筒香4柳田9ロマック6倉本2戸柱1砂田 4試合ぶりに白崎を復帰させ、昨夜1番を打った桑原を2番に、5番はロマック、松本、下園の試してきたが、セカンドの柳田を起用。6番はおそらく、スタメン最後の起用となる... 続きをみる
10試合を終えて、DeNAは3勝7敗。決して調子の良いとはいえない、藤川ら立ち上がりからフラフラした先発投手を打ち崩せず、負けを重ねている。その責任はどこにあるのか。ラミレス監督が不調のロマックを起用していること、ロペスを3番の打順で起用していることなどが、指摘される。しかし、本当にそうだろうか... 続きをみる
殊勲打とは、次のように定義される。 殊勲打: 殊勲打とは、野球の試合において、チームにとりわけ貢献した安打のこと。具体的には、先制や同点、勝ち越し、逆転となる安打。決勝打も殊勲打のひとつに含まれる。「殊勲」とは、「とくにすぐれた功績」という意味である。(スポーツ辞典) 今永投手が降板するまでに... 続きをみる
DeNAは、現在、草叢期から成長期を迎えようとしている。これまでの4年間は、いわば雑多な選手たちを、一つの方向に向かわせる期間であった。また新たな芽を伸ばし、チームの戦力とすることに力を注いだ時期でもあった。そして今、チームとして成長し、常に優勝を争える球団に生まれ変わろうとしている。ここからが... 続きをみる
3カード目、阪神との1回戦。De先発は、井納、阪神は能見。序盤から殆どランナーを出さず、静かな展開のまま始まる。DeNAは、スターティング・ラインナップを下のように代えて臨んだ。 三 白崎 中 荒波 一 ロペス 左 筒香 右 ロマック 二 宮崎 補 戸柱 遊 柴田 投 井納 開幕から8番を任せ... 続きをみる
【寸評】DeNA6-3巨人、5回裏・荒波選手に見た重責と必死さ
3対0で昨夜を思い出す負け展開の重い雰囲気のなか、荒波が打席に入った。1アウト・ランナー2・3塁。球場はなんとか得点を願う、この日一番の熱い声援の中だった。 ラミレス監督は、この日、「開幕オーダーに戻す」と記者に語った。「点が入ってないので、クリーンアップにもっと打ってほしい。こういう時は、早... 続きをみる
【寸評】DeNA6-3巨人、ランナー1・3塁でのダブルスチール成功!
7回1アウト1・3塁、一塁走者倉本、三塁に筒香、7番打者宮崎の初球だった。倉本が盗塁をしかける。それを見て、捕手小林が二塁に送球。その間隙をついて、3塁走者筒香がホームスチール。これが見事に成功しました。ベンチのラミレス監督の嬉しそうな顔が印象に残っている。 直前に、倉本の二塁ゴロをセカンド・... 続きをみる
De2-6巨、DeNA・上位打線より下位打線で点が入っている
ポレダに7回無失点に抑えられた。この結果を首脳陣は、どう見ているのか。「ポレダが良かった」で済ますべきではない。上位打線がこの4試合、打てていないことを問題視してみる必要がある。 違うタイプの投手から打てていないということは、どこかに問題があるわけである。ちなみに今日は牛耳られたが、DeNAの... 続きをみる
【寸評】対広島戦、DeNA1-3広島、ピックアップは柴田選手の8回の守備
久保ー黒田が投げ合いは、DeNA久保が連打を浴び逆転され、うなだれるようにして降板。6回から8回2アウトまで、須田、田中が見事に抑える。その後、出来事は起きた。 天谷がセンター前ヒットと2盗。そして、石原が、セカンド小フライ。これを柴田がファンブルして、ランナー1、3塁となるところを、3塁ラン... 続きをみる
シーズン開幕、マツダスタジアムにて第1回戦。広島はとても寒い。本日発見できたことを寸評する。 先発は井納。試合開始前、外野レフトフィールドで、反動をつけ100%の力で強い球を投げて練習。試合への意気込みを感じさせる。隣りにはロマックが、柔軟体操とスイング練習。やはり彼は日本で成功したいという気... 続きをみる
シーズンがついに開幕。DeNAよ、他球団の戦力は大したことない。最後まで強気でファンとともに戦おう。
フジテレビの『プロ野球ニュース』を参考にしながら、今季セリーグの順位予想をする。ただし、この予想は開幕時の一軍登録選手からの見立てであり、ここから主力の離脱があれば当然変わってくる。予想屋としては、主力の離脱・カムバック組の活躍を含めて予想するのだろうが、この記事はあくまでDeNAが上位をうか... 続きをみる
あまり注目されないけど、「選手・最大の功労者」は久保康友投手
(先ほど、DeNA4シーズンの最大の功労者は、高田繁GMだと書いた。では、選手最大の功労者は誰か・・・。) ファンの間でのひいき選手は、どの球団でも生え抜きなのだと苦笑する。しかし、この2シーズン、FA久保康友投手がいなければどうなったのだろうと想像すると恐ろしくなる。 DeNA体制になり、2... 続きをみる
昨年度まで問題であったアウトサイド・スライダーの見極めができ、空振りが減っている。またアウトサイドの緩い球をポイントを近めにおいて、右方向に強い打球を打てているのは、特筆すべき変化だと思う。 また、真ん中からインサイド、特にインサイドの落ちる変化球に上手く合わせられるようになった。この点も素晴... 続きをみる
DeNA・5シーズン目、これまでの最大の功労者はだれか。それは高田繁GM。
ずいぶん前から、どうしてもその功績を顕彰したいと考えていた方がいた。その方は、孫と遊ぶのが楽しみで、野球界に戻って仕事をするつもりもなかった。しかし、新球団が懇願し、球団に加わってくれた方である。 高田繫GM。筆者は、彼がDeNAベイスターズを離れる日が来ることを恐れる。今、彼がこの球団を離れ... 続きをみる
本日予定される楽天とのオープン戦で全試合の日程が終了する。3日の休養をはさみ、ついに開幕。春季キャンプからの成果を図るうえで、筒香の塩見とのマッチアップは、今季を占う良い材料である。 結果は、二塁ゴロ、中安、遊飛。 ここでは、第2打席に注目する。 筒香は4球ファールを放った。そのうち3球が... 続きをみる
DeNA・開幕スターティング・メンバー(投手・野手)をどう見るか
本日は、横浜スタジアムで楽天とのオープン戦が行われた。今日を含め、残り2試合。ベストメンバーで臨む第2戦。どうしても勝ちたい試合ではあったが、結果は6-5の敗戦に終わった。 ここでは、戦評を避け、現時点でのDeNA出場選手の仕上がり具合と監督・コーチングスタッフの起用意図を読み解きながら、今シ... 続きをみる
オープン戦が残り2試合。開幕モードに入った。ネットでのDeNAファンの間では、六番倉本の打順の議論が喧しい。倉本の打順をいじると、必然的に他の打順へと波及し、そこから様々なポジションの嗜好から、興味深くも際限ない主張の渦へとはまっていく。 さて、ここではまったく視点を変えて、昨年度のベストメン... 続きをみる
さて、今シーズンのペナントレースを、どのように展望するか。筆者は前年度先発投手陣の勝ち数でみる。中継ぎは替えが効くが、先発はそうはいかないからである。とはいえ、前年度6位から1位になったヤクルトは以下の隠れた変革があった。どうやら、今年もヤクルトの優位は動かないといえそうだ。以下が、その判断材... 続きをみる
出所は、球団の語録だろうが、ラミレスのインタビューで、さっそく7番飛雄馬の答えがでた。想像通りだ。筆者の考えは、「打順・六、七番をどう考えるか」を参照のこと。 「飛雄馬の2番も考えたが、得点圏での打撃に期待しているので、バントの心配をしなくてもいい7番にしている。その前(6番)に走者を送れる打... 続きをみる
下位打線、六番打者と七番をどのような選手にするかは、結構難しい問題だ。監督の考え方がよく現れる部分だといえる。 今日のヤクルトとのオープン戦で、今季のDeNAの打順構想の一端がみえた。それは、7番に強い打者をおくという構想だ。 下位打線は次のとおりだった。 五 ロマック 六 倉本 七 飛... 続きをみる
2016年3月3日、対ヤクルト戦、1点ビハインドの9回裏1アウト2,3塁、高城に代わり代打・戸柱。このラミレス采配に我が目を疑った。 他にも代打候補はいた。高城、嶺井をおさえ、戸柱の打撃能力をラミレス監督が買っていると知った瞬間だった。 戸柱選手は落ちる球を拾って打つのが上手い。これはDeN... 続きをみる
3月2日、横浜スタジアムにて対ヤクルト戦で1号ホームランを放ったロマックの記事を載せる。 DeNA新助っ人ロマック、「楽しい雰囲気でやれた」(サンケイスポーツ) オープン戦(DeNA9-0ヤクルト、2日、横浜)新外国人、ロマック(前ダイヤモンドバックス)が五回の第3打席、徳山から今... 続きをみる
3月2日、横浜スタジアムでオープン戦が行われた。 ベイスターズ先発は、新人今永昇太投手。今日は5イニングを投げさせた。首脳陣が本気で彼をローテーション投手として試していることがわかった。彼は、昨年けがをしたし、もう少しゆっくり調整させるとみていたが、そうではないようだ。中10日くらいで、今年1... 続きをみる
ラミレス監督は、現時点でどのような守備陣形を考えているか。こちらも推測記事であるが、これまでの発言や春季キャンプでの練習風景からおおよそ推測がつく。この点をまとめてみたい。 まずは捕手と遊撃手。この2ポジションは、全くディフェンシブに起用すると思われる。捕手は高城と戸柱で決めてくる気がする。高... 続きをみる
春季キャンプが終わった。ここでは、主として課題として見つかったことを中心にまとめる。コーチング・スタッフが、そう思っているだろうことの推測になる。 まずはバッテリー面だ。この分野は、一番進歩したとみているだろう。ボールのブロッキングが安定した。嶺井捕手の2塁送球が問題視されているが、それは... 続きをみる
先日の中日との練習試合では、6回から9回までの4イニングを投げた。その時の球数が45球。非常に少ない。この日の試合は、ランナーが出なかったため、球数が少なくなったこともあるが、非常に嬉しい。 コントロールがよかった。右バッターのアウトサイド、左バッターのインサイドの制球がいい。体が開いてしまう... 続きをみる
本日のネクセンとの練習試合の先発野手は次のようになる見込みだ。 白崎(サード) 荒波(センター) ロペス(ファースト) 筒香(レフト) ロマック(ライト) 飛雄馬(セカンド) 倉本(ショート) 嶺井(キャッチャー) 戸柱(DH) この先発をみて、ほぼベストメンバーとの評価が多い。おそらくラミレ... 続きをみる
昨日、中日との練習試合があった。初回から4回までを投げた新外国人ペトリックをとりあげる。 契約にあたり、DeNA・高田GMは、「これが、なかなかいい投手なんだよ。そうでなきゃ、トレードマネーを払ってでも獲得なんかしない」とコメントしていた。 さて、ペトリック投手の長所は、どこにあるか。それは... 続きをみる
DeNA・正捕手不在論争に終止符。どの捕手をも温かく見守るために
広島との練習試合の動画配信もなく、今日のDeNAファンの動きは、明らかに不活発だ。 そんななか、横浜快星会さんから次のような実に分析力のある記事が発表された。ベイスターズがDeNAとして生まれ変わる以前の球団史を視野に入れた、捕手育成の構造的問題を論じている。さすが長年のファンが書いたものであ... 続きをみる
昨日のサムソンとの練習試合を振り返る。 ドラフト新人の今永投手のピッチング。彼が特筆すべき制球力をみせた。1回表から非常に安定していた。ボール球が計3つ。非常に少ない。2,3球でバッターを追い込む。特に内角ベルト付近の直球がよい。打者が打ちづらいと思ってか、手を出してこない。 外の球は、バッ... 続きをみる
サンケイスポーツが、光山バッテリーコーチの指導内容を取り上げている。以下は、その記事の引用。 DeNA高城、3度の刺殺で強肩アピール・・・光山コーチと猛特訓 DeNA春季キャンプ練習試合(DeNA-韓国ネクセン、21日、沖縄・宜野湾)正捕手を狙う高城が肩でアピールした。韓国プロ野球のネクセンと... 続きをみる
昨日(20日)からオープン戦がはじまった。ディフェンス面で、はやり幾つもの課題が出ている。投手は、おおむねどの選手も成長が見られる。一方、野手の守備は、まだまだ課題が多い。この点は、あらためて論じるとして、ここでは走者の牽制死について取り上げる。 この間の実戦形式の試合のなかで、筆者の知る範囲... 続きをみる
ラミレス体制:ベンチから配球サインを出すことの是非ーー三嶋一輝投手の証言
本日の「ニュース23」で、ベンチからバッテリーに配球のサインを出す、ラミレス監督の新しい取り組みについて、紹介されていた。そこで、DeNA選手の反応を知ることができた。この取り組みが、どのような効果を生むのかについては、必ずしも明らかになっておらず、興味深い内容であった。 三嶋一輝投手は、こう... 続きをみる
今季DeNAの正捕手は誰になるのか。高城、黒羽根、嶺井、戸柱のいずれかが選ばれると見られている。なによりここ数年、パスボール・ワイルドピッチによる後逸に、ファンは散々煮え湯を飲まされてきた。したがって、まずは捕手のブロッキング(ボールを後ろに逸らさず、前で止めること)が判断材料になるのは当然だろ... 続きをみる
大阪に長く住むと、その土地の言葉や考え方に戸惑うことがある。随分昔の話であるが、筆者が大阪に住み始めてひと月ばかりのこと。近くの立ち食いうどん屋で、油揚げの入ったうどんを注文した。「おばさん、きざみうどん下さい!」と元気よく一言。すると、「おばさん?あんた、家に帰ってお母ちゃんに言葉習ってき!」... 続きをみる
『NUMBER WEB』は、DeNA球団代表の現状認識や将来構想を知るうえで、毎回魅力的な記事を提供している。本稿では、横浜スタジアムの将来構想に焦点を当てる。 以下、『ベイスターズ社長の独り言 Special Interview 第14回「スタジアム買収で、自分たちの“家”ができた」』か... 続きをみる
今年、飛躍が期待される投手はだれか。先発に限ると、三嶋、砂田、石田の3投手があがる。 この中の本命として、筆者は石田健大投手を挙げたい。 先日の紅白戦と昨シーズンの後半の投球から、それを判断した。 3人のなかで、最も制球が安定しているのが石田投手だ。ラミレス監督の配球指導の恩恵を、最も受ける... 続きをみる
本日の中日との練習試合に山口俊投手が登板した。彼の投球を丁寧に観察した。 投球の7割を内角に投じている。それがストライクであれ、ボール球であれ、打者が内角を意識してボールを待たざるを得ないことも十分に見て取れた。 打者は内角を意識するあまり、真ん中直球も打ち損じがあり、また落ちる変化球に空振... 続きをみる
『文芸春秋』9月特別号に、「東大野球部にカツを入れた矢沢健一の言葉」というエッセイがある。4年にわたり打撃コーチとして関わる早大卒矢沢へのインタビューをもとにした記事で、スポーツ推薦のない野球部の奮闘の様子がよく伝わってくる。しかし、ここではそれとは別に、次の指摘に注目したい。以下は、その抜粋。... 続きをみる
DeNAの新たな補強選手は、ロマック、ペトリックら4人。外国人選手は、ともにアメリカのマイナーリーグからのものとなった。 一昨年、昨年はキューバのユリエスキ・グリエルと契約した。彼の入団が大きなニュースとして扱われたのは、彼がキューバ代表の選手、「キューバの英雄」であったことが大きい。DeNA... 続きをみる
スポーツ報知に次のような記事が載っている。 【DeNA】大洋時代の「マリンくん」復刻!球団5周年で“再登板” 1978年、川崎球場から同年建設された横浜スタジアムへ専用球場を移転。横浜大洋ホエールズと同時に誕生したのがマリンくん。横浜ベイスターズに変わった92年まで使われた球団のペットマークだ... 続きをみる
横浜スタジアム買収とDeNA・「ボールパーク構想」の若干の後退
DeNAによる横浜スタジアムの買収が成功した。これにより、球場内の広告・飲食などの事業収入を球団の収入とすることが可能となり、より安定的な経営基盤を確保できたことになる。 球場そのものも、魅力的なものへと改築することも可能だ。すでにスタンド座席をオレンジ色から青色のものへと変えることが発表され... 続きをみる
先発投手の充実が、ペナントの行方を一番左右する要素であることは論をまたない。ついでリリーフ投手の安定、そして活発な打線か。試合の面白さとは逆に、投手力を含めた守備力にペナントの行方が大きく左右されるといえそうだ。ここでは、昨年の先発投手メンバーと彼らの成績をまとめ、DeNAの先発投手の実情を見つ... 続きをみる
プロ野球の場合、3戦が1カードである。いずれかのチームが負け越す。いかにカードを負け越さないか。これは、チームの連勝記録以上に重要なことだ。 そこで先発投手を誰にするかという問題が出てくる。打者がごっそり入れ替わるわけではない。代わるのは投手だけだからである。先発投手はだれか。しかしそれ以上に... 続きをみる
早速、新人自主トレの様子が新聞や動画で伝えられている。現地ちなdeさんが、内野ノックの動画を公開している。それを丁寧に見たが、とても気になることがある。 赤い上着に背番号1のビブレを身に着けた、熊原健人選手のゴロ処理と1塁への送球動作が危なっかしい。ノック1本でなく、何本かのそれを確認したので... 続きをみる
合同トライアウトをうけ、新たにDeNAに入団した元ソフトバンク育成契約選手・白根尚貴内野手について取り上げる。筆者が彼を取り上げようと考えたのは、「球団の期待度は打席数に比例する」『横浜ベイスターズのCS進出を見守る』(2015.2.7)を読んだためだ。 同記事には、白根と同期にプロ野球... 続きをみる
ダウンタウンの番組に中田翔が出ていた。21、22歳のまだ若かりし頃は、人になめられたくなくて、財布に300万円を入れて持ち歩いたという話や、チームの先輩・稲葉が引退した今、ベンチ裏は自分の天下だといった強気な発言を聞き出して、周りの者が面白がるという番組だった。 番組のなかで後輩・大谷翔平は、... 続きをみる
昨シーズン、DeNAは巨人に10勝15敗で負け越した。ホーム・ゲームでは6勝6敗、アウェイでは4勝9敗。ホームでは五分の戦い、東京ドーム(京セラもある)では5敗負け越し。 しかし、2014年シーズンは13勝12敗、セリーグで唯一勝ち越している。少し調べてみると、DeNAは久保康友投手がずいぶん... 続きをみる
DeNAベイスターズには、「DB.スターマン」というマスコットがいる。 4年前に「ホッシー」に代わって登場した。 これ、平面で初めて見たとき、「ああ、新しいユル・キャラなのね」と思った。 しかし、球場での愛想を振りまく動画を見たとき、その愛らしい動きに「なるほど」と膝をたたいた。 まるで... 続きをみる
嬉しいニュースが飛び込んできた。 横浜で、「横浜ベイスターズ」が最も人気がある球団となったという調査結果が出たのだ。以下、NewsPics紙の記事からの抜粋。 【巨人を超え、念願の“1位”へ】 最後に、池田社長が面白いデータを教えてくれた。 「横浜には1978年までプロ野球チームがなかったこ... 続きをみる
DeNA・石川元キャプテン(29)が7日、母校である静岡の中学校で講演したようだ(日刊スポーツ)。 記事に合わせて掲載された彼の写真を見て驚愕。パッツ、パツの金髪を首まで伸ばし、紫調のネクタイとスーツで、記者を前に裏ピーで写っている。これで中学校に行ったら、流石にまずいでしょ。生徒を担当する教... 続きをみる
2シーズン続けて規定打席に到達し、プレミア12での活躍から、「日本代表の4番候補」といわれるまでになった筒香。彼はなぜ、そこまで成長できたのだろうか。「大村巌2軍監督兼打撃コーチ(当時)の指導の賜物」ともいわれるが、本当にそうだろうか。彼のこれまでを振り返り、この点を掘り下げてみたい。 DeN... 続きをみる
2016年のコーチング・スタッフに、巡回投手コーチが新設された。これまでファームは、投手コーチ2人体制で進めてきたが、今年度は3人体制となる。そのねらいは、どこにあるのか。 【DeNA】元巨人の浅野氏、1、2軍巡回コーチに(スポーツ報知) DeNAが1、2軍の巡回コーチを新設し、ヤクルト、巨人... 続きをみる
この4年DeNAの試合をみていて、 つねに歯がゆく感じる中堅投手がいる。高崎投手である。彼はベイスターズ・ファンの間では、人気が高い。しかし、今一度彼の実力を考えてみる必要がある。 彼について触れた野口寿浩元捕手の記事が強く印象に残っている。以下、そのインタビュー記事を抜粋する。 【先発陣は“... 続きをみる
2014シーズン、甲子園での阪神の最終戦を現地観戦した。DeNAは山口が先発、阪神はメッセンジャーであった。試合は、得点のないまま終盤へ。横浜は、山崎(憲)の押し出しデッドボールの1点で勝利した。山口が好投した。 甲子園最終戦、試合後にセレモニーがあると、われわれは警備員から聞かされていた。試... 続きをみる
スポニチが昨年11月にいち早く、来季DeNAの打線についてのラミレス監督の構想を聞き出している。それは二番、梶谷という構想。しかし、ラミレスの思想という点では、もっと重要な点が、この記事には隠されている。以下は、その記事の抜粋。 ――打線ではリーグ優勝したヤクルトがリーグトップの574得点に対し... 続きをみる
東京スポーツに、下記の記事が掲載された。 DeNAラミレス新監督に投手陣から厳しい注文「継投は投手コーチに任せてほしい」 13年まで2年間、新指揮官に左翼守備で足を引っ張られた投手陣からは厳しい意見も飛び出した。 「中畑さんに続いて、また野手出身監督。投手からすれば継投は投手コーチに任せてほしい。... 続きをみる
DeNAラミレス監督の代役に「一発屋芸人」出演? http://www.nikkansports.com/baseball/news/1587077.html また池田球団代表が動いた。ラミレス監督がテレビ越しに中畑元監督ほどの喜怒哀楽を表現してもらえないことを見越しての一手だ。 日刊スポーツ... 続きをみる
1月9日に、新しいビジターユニフォームが発表されるそうです。 既報では、胸には「DeNA」にかわり、「YOKOHAMA」が入るとのこと。 最近ではユニフォームの変更がめずらしくなくなってきた。 当然、新しいユニフォームをファンの皆に買ってほしいし、スタンドで一体感をもって応援したい。 これが池田球... 続きをみる
野球は8割は投手で決まるといいます。 なぜ8割なのかはわかりませんが、投手が勝敗のカギを握るのは確かです。 それも先発投手。 そこでセ・リーグ各球団の先発投手の勝ち数を合計してみました。 巨人52勝 阪神48勝 広島57勝 中日48勝 ヤクルト52勝 DeNA35勝 今季のモスコーソのように、先発... 続きをみる
DeNAが横浜ベイスターズを買収し、4年間がすぎた。 この4年間の会社DeNAの功績を振り返ってみる。 まず、DeNAが球団を買収した目的とは何であったか。 それは、会社としての知名度を上げることだ。 その宣伝の媒体としてプロ野球球団を利用した。 DeNAとしては、この4年間で、この目的を十分に達... 続きをみる
DeNAとなって四年目を迎えた中畑体制。 確実に選手を育ててきたではないか。筒香しかり、梶谷しかり。 4年目の選手、高城だって、成長しているよ。 負け犬根性が染みついたチームだったら、連戦連勝の単独1位の経験なんてできないよ。 山口のメンタルが弱い? なにいってやがるん?みんなだってメンタルよわい... 続きをみる
ほそぼる梅雨の雨、降りしきる中、DeNAベイスターズと西武ライオンズの第1回戦が行われた。 今日の中畑監督は、打順をまた大幅に変えてきた。一番に荒波、三番に石川、五番に梶谷である。荒波に今、チーム一番の勢いがあり、それをかっての起用であろうが、他の選手の持ち場を変えてまで、七番荒波を一番にすえる意... 続きをみる
昨日、我がDeNAベイスターズが福岡ソフトバンクホークスに8対0で敗れた。試合後、中畑監督は、「久しぶりのモスコーソの先発だったが、これまでと違い、力のないピッチングだった」と語り、たいへんさばさばした印象を残した。 昨年、投手の柱として一年間先発ローテーションを担い、「彼が投げる時には、野手が... 続きをみる