kounankunobachoのブログ

横浜生まれ、横浜育ちのBayStarsのファンです。大阪在住が長くなり、故郷とのつながりを唯一感じられるのがベイスターズ。選手、監督、スタッフの気持ちになったつもりで、応援しています。

●広島6-7×De〇 連夜のホームラン三連発とはいかないが、土壇場でのロペス同点弾。そしてサヨナラ!

 この日の先発はウィーランドと大瀬良。ハイライトをみてビックリだ。広島はことごとくウィーランドのナックルカーブを打っている。これは恐ろしいこと。このチームに天下の宝刀ナックルカーブが通用しなくなってしまった。対広島戦、もちろんCSでウィ―ランドをどう起用するか。悩ましい問題が出てきた。


 5回表にウィーランドが6点目を失った時、今日の逆転勝利は流石に無理だろうと思った。ただ、昨夜のように9回にクリーンアップ3連発の奇跡が起きないものかと、少しばかり期待して見ていた。


 裏に筒香がソロホームランを打つ。しかし、よく飛ぶよなあ。でも6対3。まあ無理でしょう。昨夜は3点差を逆転したけどね。尾仲を出してほしいなあ、そして流れを引き寄せてほしい、そう思っていた。


 6、7回は田中、砂田。ランナーを出すから、尾仲のようにはいかない。ただ裏に、戸柱のタイムリーで1点を返す。それでも、6対4。でも今日は僅差で負けそう。


 8回も砂田続投。でもランナーが多くて・・・。この回から尾仲が投げて、昨夜の再現を期待していたんだけど。なんとか無失点でしのぐ。でも流れが来てないから、裏は3者凡退。しかし、9回は柴田からだから。そう、昨夜の再現があるかもしれない。


 9回表は、エスコバー。田中が塁にでちゃった。でも球は速いなあ。広島はバットに当てはするが、良い所にとばない。4人で片付けた。さあ、9回裏の大逆転を期待。


 抑えで今日は中崎。先頭柴田、ショートゴロ。あれま。筒香、惜しいけど三振。終わったな。ロペス、なんとかしてくれ。お、低めを見逃して3ボール1ストライクに持ち込む。なんとか、高めにフォークボールが抜けてくれ、そう祈っていた矢先だった。高めの球を一振り。飛んだー、どこまで飛ぶんだー、おー、レフトへホームラーン! 同点になった。やったぜ、今日は勝てる。ようやく、そう思えた。


 10回表もエスコバー続投。無失点。最終回、梶谷がタイムリー・ツーベース。一塁から、よく戸柱が走った。今日のマイヒーローはロペスと戸柱かなあ。梶谷は、もっと期待に応えないといけない。


 よかった、これでこのカードの勝ち越しが決定。なんとか巨人に2ゲーム差のまま、次のカードを迎えられる。巨人はこの後、阪神広島戦。ひとまず2ゲーム差は大きい。がんばれ、横浜DeNA!







 







広5-De6× クリーンアップ3連発で首位広島にサヨナラ勝利!

 たまには何かを書きましょうかね。
 大阪は今日も暑く、先週の東京ドームでの三連敗の悪夢が忘れられないまま、試合を見始めました。


 広島先発は、野村裕輔。ベイスターズは、飯塚。勝てるわけないじゃない。今季野村は、ベイスターズ相手に3勝している。解説の佐々木主浩は、「でも打っていますけどね」と強調してましたけどね。


 案の定、飯塚は失点を重ねます。6回に松山のタイムリーで4点目が入り、4対1になったところで、試合の経過はどうでもよくなりました。しかし、リリーフに平田。どうなるだろうと見てましたら、なんとか抑えました。


 次の回は田中健二朗。日中の高校野球の熱戦を思い出しながら、けだるく彼の球歴を調べていました。常葉菊川時代に選抜で優勝しているんですね。以前インタビューで、自分はプレッシャーには強い方だといっていましたが、そんな感じがします。ランナーは出しながらも、1失点です。しかし、スコアは5対1です。もう終わりだ。


 8回に入り、新人尾仲が出てきました。あれ、今日はいいなと思いました。次の回、嶺井がライトへホームラン。まあ、焼け石に水でしょう、そう思いました。


 9回も尾仲、続投。回マタギ、いいね、なんなら3イニングを放らせてみたら、と思いました。ひとまず、この回も三者凡退。これは使えるなと思いました。


 最後の回。スコアは、5対2。先頭柴田がヒットで出塁。何も思いませんでした。ところが三番筒香がライトへあわや場外かという、目の覚めるようなホームラン。1点差としました。次はロペス。ここで野村から今村に代わりました。いやあ、こりゃだめだと思いました。


 今村はあっさりロペスを追い込みました。しかし、ロペスが粘る。少し気にしてテレビ画面を覗くようになりました。そうしましたら、ロペスも目の覚めるようなホームラン。土壇場で同点になりました。昼間の高校野球みたい。


 次は、今日凡退して期待の持てない宮崎。初球のフォークに空振り。地面に叩きつけた球を空ぶっていました。あ、こりゃダメだな、と。ところが次の球をまさかのホームラン。レフトスタンドぎりぎりでした。


 「え? 逆転勝ち?」。にわかには信じられません。どうも観客の声援も、筒香のホームランの時の方が大きかったようです。しかし、すぐ三者連続ホームランと気づきます。
そして、阪神対巨人の「バックスクリーン3連発」を思い出します。調べてみると、三者連続本塁打はたくさん記録にあるようです。しかし、三者連続本塁打でサヨナラ勝ちってのはあるのでしょうか。調べましたが、でてきません。11時からのプロ野球ニュースを見ましたが、そこではどうやら史上初と言っていました。「すごい!」、歴史を見ました。


 東京ドームでの悪夢の三連敗、5ゲーム差あった4位ジャイアンツに2ゲーム差にまで迫られた状況からの歴史的勝利。奇跡的な奇蹟を生で見ることができました。こうなったら、優勝して伝説として語り継いでいきましょうよ。そう思った一夜でした。



DeNA・三浦、横浜残留と彼の隠された高校時代

 2009年にNHKが特集した、『スポーツ大陸 それでも俺は優勝したい~横浜 三浦大輔~』を昨夜見ていた。そこで、FA宣言した三浦がなぜ横浜に残ったのかという問いの答えを見つけた。


 彼は、上級生でないにもかかわらず、進学した高田商業で背番号1をもらう。同期は5人。甲子園出場を誓い、励まし合った。しかし、小学生時代から練習に明け暮れてきた三浦は、練習が嫌になり、非行の道に走る。学校まで休むようになる。心配になった同級生はみなで三浦に練習に戻るように説得に行く。しかし、戻っては来ない。ある日、同級生5人は、泣きながら三浦をぼこぼこに殴った。三浦はやっと気付いた。練習に戻ってきた。


 しかし、一度失った信用は取り戻せない。チームには、わだかまりが残る。監督が与えた背番号は5.そして言った。「信頼は一瞬に崩れる。信用は一日でもどらない」。三浦が信用を再び取り戻すための猛練習が始まる。同級生も、それについていった。


・・・・・・


「打倒天理でやってきたからな」。奈良大会決勝で敗れた高田商業エース三浦はいう。弱いチームでやり、強いチームに勝ち優勝する。それが三浦が横浜にとどまった理由であったろう。と同時に、「信頼される投手でありたい」、「逃げ出してはいけない、信頼をもう一度失ってはいけない」という思いが、三浦を、横浜にとどまらせたのではないだろうか。


 高校時代、頼りにするチームメートを裏切り、信頼を失った。だから、プロに入っての三浦は、一人もくもくと、マウンドに立つための準備をこなし、チームメートの信頼を失わないよう努力してきたのではないだろうか。