打順・六、七番をどう考えるか
下位打線、六番打者と七番をどのような選手にするかは、結構難しい問題だ。監督の考え方がよく現れる部分だといえる。
今日のヤクルトとのオープン戦で、今季のDeNAの打順構想の一端がみえた。それは、7番に強い打者をおくという構想だ。
下位打線は次のとおりだった。
五 ロマック
六 倉本
七 飛雄馬
八 高城
ロマックがフォアボールを選んだところで、倉本にバント。ランナー2、3塁の状況を作った。これが六番飛雄馬だったら、どうだろう。七番倉本にすべてをかけられるだろうか。
飛雄馬は倉本より打撃は上だから、六番に置くべきではないかという意見がある。しかし、この打順のほうがよい。上記のように六番がシチュエーションを整える役割のケースが結構ある。七番は強打者がほしい。
そもそも、「七番は、第二の四番」だ。この野村克也監督の言葉を思い出した一日だった。