【寸評】巨5-11×De、初回6得点で先制したが、その後丁寧さがないのが残念
初回、内海から、まさかまさかの6者連続タイムリー。内野手正面のゴロヒットもあり、ラッキーな面もあった。しかし、DeNAの各打者は、ツーアウトだから自分で終わりたくないのか、それとも走者を得点圏においていたからか、一球一球を丁寧に選んで打席にたっていた。
ところが、2回からは一変。各打者が大振りだし、つなごうという意識も見えない、まさに「雑」という言葉が相応しい。監督・コーチの立場で、「おい、一打席を丁寧に、大切に扱おう」と言ってやりたい心持ちで眺めていた。その感想は、筆者だけではないようで、その日の「プロ野球ニュース」でも、笘篠氏が、「CSに行こうと思ったら、初回の大量点に安心せず、次の回からの点の取り方も大事」と、取り上げていた。
まだまだ広島野球と差がある。打てないと勝てない野球ではいけない。