kounankunobachoのブログ

横浜生まれ、横浜育ちのBayStarsのファンです。大阪在住が長くなり、故郷とのつながりを唯一感じられるのがベイスターズ。選手、監督、スタッフの気持ちになったつもりで、応援しています。

DeNA・石田健大投手と砂田毅樹投手のどちらが上か

 今年、飛躍が期待される投手はだれか。先発に限ると、三嶋、砂田、石田の3投手があがる。
この中の本命として、筆者は石田健大投手を挙げたい。


 先日の紅白戦と昨シーズンの後半の投球から、それを判断した。
 3人のなかで、最も制球が安定しているのが石田投手だ。ラミレス監督の配球指導の恩恵を、最も受ける可能性がある。内角直球と空振りの取れるカーブのコンビネーションだけでも、下位打線は抑えられるとみている。


 昨シーズンは、後半になるにつれ試合をつくることが増え、頭を使った投球ができる投手であることが見て取れた。


 また、大変に負けず嫌いである。大学時代のエピソードも興味を引く。法政野球部のボーリング大会では、下から2番目。悔しくて、動画を見てフォームを研究。同部屋のDeNA・三上投手が「まだ見ているのか、もう寝ろよ」という始末。マイシューズも購入し、地道に練習を重ね、ついにはスコア289点をたたき出した。よほどの負けず嫌いである。


 フォームを固めることの重要性は、野球と似たところがある。彼が熱中するのには、そのことと無縁ではない。この「負けず嫌い」は、投手の資質として必要なものだ。


 三嶋投手は、制球で石田投手に劣る。したがって、ボールが先行し、試合を十分にコントロールできない。球に勢いがあるが、序盤に失点すると、持ち直しても交代させられる。


 砂田投手が報道では最も注目されている。しかし、ランナーを出すことが多く、球数が必然的に多くなる。彼の負けん気にも期待できるが、石田投手が一歩上の水準にある。


 石田健大と砂田毅樹。今回はあえて優劣をつけたが、二人はともにベイ・ファンが待望した期待の左腕。ファンはその雄姿を待っている。


 山口、久保は別格として、石田が先発ローテ第2集団でリードしているといえそうだ。




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