kounankunobachoのブログ

横浜生まれ、横浜育ちのBayStarsのファンです。大阪在住が長くなり、故郷とのつながりを唯一感じられるのがベイスターズ。選手、監督、スタッフの気持ちになったつもりで、応援しています。

ラミレス体制:ベンチから配球サインを出すことの是非ーー三嶋一輝投手の証言

 本日の「ニュース23」で、ベンチからバッテリーに配球のサインを出す、ラミレス監督の新しい取り組みについて、紹介されていた。そこで、DeNA選手の反応を知ることができた。この取り組みが、どのような効果を生むのかについては、必ずしも明らかになっておらず、興味深い内容であった。


 三嶋一輝投手は、こう述べる。「今までにないアウトがとれ、球数が減りました」、「簡単にアウトがとれ、テンポが良くなる。そういう利点があってすごい」。三嶋投手は、確かに球数が多く、またマウンドで何かを考えているのだろう、間が長いという印象がある。「簡単にアウトがとれ」る程の効果があるというのは、もう一度実践マウンドをよく見ないとはっきりとした判断ができないが、そのような自覚があるということは、十分効果を生んでいるということだ。


 一方、嶺井捕手は、こう語る。「最初は、大丈夫なのかとか色々不安があった」、「自分たちに力があればベンチからサインはでないと思うが、(これを機会に)サインで自分たちも色々勉強したいと思う」。配球の決定をベンチに取り上げられる形となり、インサイドワークに自信をもっている嶺井の、キャッチャーとしての矜持が垣間見られて面白い。


 バッテリー間での配球を決めないと、もし打たれた場合、投手の責任なのか、ベンチの責任なのかが、成績査定において明瞭でないため、投手に不満がでるという指摘が新聞記者から出されていたが、まずは試みとして効果を見極めてから判断するのが良いだろう。

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