日本に適応できるか、DeNAペトリック投手
昨日、中日との練習試合があった。初回から4回までを投げた新外国人ペトリックをとりあげる。
契約にあたり、DeNA・高田GMは、「これが、なかなかいい投手なんだよ。そうでなきゃ、トレードマネーを払ってでも獲得なんかしない」とコメントしていた。
さて、ペトリック投手の長所は、どこにあるか。それは、直球のコントロール。昨日の試合では、アウトサイドいっぱいとインサイドいっぱいを投げられていた。特に早いカウントでインサイドをうまく使っており、こちらはキャッチャーの配球のおかげもあるが、上手にアウトカウントを稼いでいた。
しかし、決め球として使ったカーブが、どうも急速がなく、大勢を崩されながらも、何度か外野フライにされた。今のところ、特段特徴のある球ではないので、どのような場面で使っても通用しない可能性もある。「日本のバッター、意外にやるな」「これは、気を引き締めて修正していかないと」と、思っているはずだ。
また、セットポジションでボークが一つあった。このボークは、修正できるのではないか。エレラ投手ほどひどくはない。
ともあれ、ストレートの制球がよい。ただし、先発候補としては高い評価は、今のところできない。頑張ってほしい。