kounankunobachoのブログ

横浜生まれ、横浜育ちのBayStarsのファンです。大阪在住が長くなり、故郷とのつながりを唯一感じられるのがベイスターズ。選手、監督、スタッフの気持ちになったつもりで、応援しています。

シーズンがついに開幕。DeNAよ、他球団の戦力は大したことない。最後まで強気でファンとともに戦おう。

  フジテレビの『プロ野球ニュース』を参考にしながら、今季セリーグの順位予想をする。ただし、この予想は開幕時の一軍登録選手からの見立てであり、ここから主力の離脱があれば当然変わってくる。予想屋としては、主力の離脱・カムバック組の活躍を含めて予想するのだろうが、この記事はあくまでDeNAが上位をうかがうため、他球団の戦力を見立てるだけのためのものだから、それほど真面目に予想してはいない。



 さて、第一に巨人。

 昨年度先発投手で54勝を稼いだが、マイコラス(13勝)と杉内(6勝)が抜けて、35勝しか計算できない。すなわち、「菅野以外に計算できる投手がいない」(橋本清氏)という事態である。橋本氏は、解説者として初めて1位予想を止め、3位予想としたというから、相当深刻な事態である。デーブ大久保氏にいたっては、「6位もありうるところの5位」予想である。「監督の役割は、戦術よりも前に、チームを鼓舞することにあるが、現状チームのムードはワースト」(大久保)。打線は、昨年度の打率.243でワーストで上がり目がない。野手の控えは厚いから大崩れはないと思うが、チームリーダー阿部に代わるリーダーがいない。したがって、2位から5位まで、どの順位もありうると見る。


 ついで、ヤクルト。昨年度の先発の勝ち数は、51勝で広島、巨人に次いで3位。先発投手に欠けはない。打率も.257で1位、防御率は3.31で4位とAクラスの条件を満たしている。ただし、打線が昨年出来すぎであり、今年同じような力を発揮できるのかが疑問(松本匡)。「畠山が奮起して、打点王をとったが、例年はそこまでではない」(平松政次)、4番雄平にしているが、雄平は一昨年が良かったが、昨年並みの成績になる気がする。また、「もともと、上位にいるチームではなく、定位置の4位に戻ってくるの」(江本孟紀)との話にも説得力を感じ、筆者の予想は、1位から4位までの、どの順位もありうると見立てる。


 ついで、阪神。先発投手での勝ち数は、昨年48勝。枚数は藤浪、メッセ、能見、岩田に藤川が入る。上4枚は昨年並みか、それより若干落ちる程度で収まる。先発に実績がある投手がそろっており、エース藤浪と裏ローテ・メッセがおり、大崩れはない。防御率は3.47で5位、打率は.247で4位。現状48勝を計算できるのは、ヤクルト(51勝)だけであり、2位の戦力はある。ただ、スーパーエース藤浪が昨年プレミア12前に故障しており、今季の投球ホームは故障しやすいフォームになっていると専門家が述べていた。藤浪が離脱したら、完全に優勝戦線から脱落する。したがって、1位から4位の範囲だろう。


 ついで、広島。昨年度は先発で60勝を拾った。エース前田(15勝)が抜け、大瀬良(3勝)も抜けた。したがって、42勝しか計算できない。福井(9勝)に伸びしろがあるのが、救い。しかし、打率がひどい(.246)。単打で点を取るチームで、エルドレッドがいつも打つわけではないから、戦いやすい(デーブ大久保)。昨年度の42勝は、DeNAの38勝についで5位。したがって、3位まで上がるのは難しく、まあありえて3位。6位までの範囲でありうる。最下位の可能性も大いにありうる。


 ついで、中日。防御率3.19は3位、打率.253が2位なのは見事。矢沢、江本の両氏が優勝を予想、一方、最下位を予想する解説者はDeNAと同じく最多。「戦力が若手で、未知数だから、新しい風が吹くが、今年は4位かな」(江川卓)との見立てに説得力を感じる。というわけで、1位から6位まで可能性がある。そこで解説者予想最多の6位から次に多い4位、までがいいところだろう。


 最後にDeNA。防御率は3.80でワースト、打率は.249で第3位。昨年度先発で38勝どまり。現状の戦力は、中日同様、Bクラス争いが必定。このチームは、梶谷が故障してキツイだとか、石川よ早く戻ってくれ等、昨年度活躍した選手をあてにして、初めて上位をうかがうという程度の攻撃力しかない。梶谷も筒香も石川も怪我を経験し、「一度怪我をすると力が落ちる」(ソフトバンク柳田についての平松政次のコメント)がそのまま当てはまり、特に期待の梶谷の成績は一昨年の2割5分程度に戻る可能性があるほどにしか、期待できない。丸、菊池、雄平のように隔年の活躍に終わると見たほうが無難だ。得点力は、ロマックがバルディリス程度に働けばいいところで、打撃力は昨年並み。ということで、現状5~6位の戦力とみる。


 以上、昨年度の先発投手の実績とチーム打率の若干の加味から、筆者の順位予想は、以下の通り。

 

優勝 ヤクルト   (1~4位)

2位   阪神    (1~4位)

3位   中日    (3~6位)

4位   広島    (3~6位)

5位   巨人      (2~5位)

6位   DeNA  (5~6位)


 以上、他球団のネガティブ情報を加味すると、DeNAは、ヤクルト・阪神には総合力で劣るが、新戦力の活躍で3位Aクラスまではあり得るとの結論になる。


 当然、今永が活躍しての計算だ。ただ、ヤクルトには原がおり、巨人に桜井、広島に岡田がいて、今永を期待値で10勝と計算して順位予想するのは、他球団の新戦力の貢献を軽視している。DeNAには、他球団の新戦力の出来次第で、ワンチャンスあるよということがいいたいだけだ。


 それと、金村義明氏が、「横浜は、もはやファンサービスだけのチームになってしまった感がある」とコメントしたが、それは鋭い指摘だ。ファンが球場に足を運ぶための取り組みが素晴らしく、選手のファンサービスの評判もよい。しかし、選手に戦う姿勢や「負けない野球をする」という点での徹底度合いでは、まだBクラスである。スタメン選手に経験のある選手が乏しすぎる。今度は、DeNAのネガティブな面を指摘してしまい、論考の趣旨に反するが、ヤクルト、阪神を除けば、混セであり、3位への滑り込みは十分にある。

 

 スコアラー、打撃コーチによる有力投手の攻略法の探求、バッテリーの配球を通じての防御率の低下・投手パフォーマンスの向上など、全員野球で勝ちに行ってほしい。伸びしろの大きさは、大いにある。


 ファンも最後まで全選手に期待し、全力で応援していこう。頑張れ、横浜DeNAベイスターズ! 目指せ、優勝!







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