kounankunobachoのブログ

横浜生まれ、横浜育ちのBayStarsのファンです。大阪在住が長くなり、故郷とのつながりを唯一感じられるのがベイスターズ。選手、監督、スタッフの気持ちになったつもりで、応援しています。

【寸評】DeNA0-1×中日、今永・須田好投も殊勲打なし

 殊勲打とは、次のように定義される。


殊勲打:

殊勲打とは、野球の試合において、チームにとりわけ貢献した安打のこと。具体的には、先制や同点、勝ち越し、逆転となる安打。決勝打も殊勲打のひとつに含まれる。「殊勲」とは、「とくにすぐれた功績」という意味である。(スポーツ辞典)


 今永投手が降板するまでに8本の安打と4四球を選んだが、あと1本が出なかった。いくら安打を放っても、大事な場面で打てなければ、試合を優位に進められない。どのような打順であれ、そうした場面は必ずめぐってくるわけであり、そうした場面で打ってこそ、評価される打者だといえる。今永は試合後、次のような談話を出した。 


「投手に打たれてはいけない。野手の調子が悪いときに抑えることが、投手として一番評価される。負けた投手の名は残らない。僕が若松に1-0で投げ負けた。それだけです」と責任を背負った。(日刊スポーツ)


 走者を背負った場面で打席に立って、凡退した打者は、同じように責任を感じる必要がある。「俺が若松を打てなかったから、負けた」と。「今永が犠牲フライ1本で負けたのなら、あの時俺が1本打っていたら、今永は負けなかった」と。殊勲打を放った打者だけが記憶に残るという気がする。




 


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