DeNA・四月の低迷の責任は、ラミレスでなく梶谷にある。
10試合を終えて、DeNAは3勝7敗。決して調子の良いとはいえない、藤川ら立ち上がりからフラフラした先発投手を打ち崩せず、負けを重ねている。その責任はどこにあるのか。ラミレス監督が不調のロマックを起用していること、ロペスを3番の打順で起用していることなどが、指摘される。しかし、本当にそうだろうか。本来、いるべきはずの主力選手が故障で出られないために、このような事態を招いているのではないか。
これまで結果に目をつむり、優先的に起用されてきた選手は、他の選手の出場機会を奪い、その立場を築いてきたわけであるから、開幕前にけがをし、肝心な場面でベンチにすら入っていない責任を、監督をはじめとする首脳陣に対し、ファンに対し、負っていると言わざるをえない。4月の低迷の責任は、監督にあるのではなく、梶谷と石川にある。
以下は、サンケイスポーツからの引用。
DeNA・梶谷、5月下旬の交流戦から復帰か 右脇腹の痛み続く
昨年11月に右肘のクリーニング手術を受けた石川雄洋内野手(29)が5日、イースタン・リーグ、ヤクルト戦(戸田)で右ふくらはぎへの死球により第2打席で交代した。
二宮2軍監督は「打撲です。骨も大丈夫みたい。病院も行かない方向です」と話し、石川も「明日(6日)の試合に出るために早めに交代した」と軽症をアピールした。気になる1軍復帰の時期に関しては、「体は大丈夫だけど、実戦感覚が…。(1軍に)呼ばれたらいくけど」と慎重な姿勢をみせた。二宮監督も「打撃がまだまだ。1軍に推薦できる状態ではない。あと2週間は様子をみたい」との見通しを語った。
また、1軍の沖縄・宜野湾キャンプ中だった2月中旬に右脇腹を痛めて離脱した梶谷は、いまだに2軍の試合にすら出場できていない。二宮監督は「まだ痛みがある。打つ方は大丈夫みたいだけど、投げるのが問題。誰しも痛みを抱えてプレーしているから、この壁を越えてくれたらいいんだけど、痛みは本人にしか分からないから」と説明した。
梶谷の実戦復帰時期については、「1カ月くらいかかるかな。そこから1軍の試合に出られるように調子を上げていかないといけない。(5月31日からの)交流戦くらいになるのかな」との見解を示した。(引用、終わり)
オフシーズンにあれだけ、体力づくりをし、十分な準備の時間をもらいながら、開幕に待合わないという失態を知り、筆者は梶谷に失望し、もう計算に入れないで戦うべきと考えていた。
今の戦力で何とか戦おう、若きDeNA!